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小島切・香紙切[伝小野道風筆・伝小大君筆] (日本名筆選 24)

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内容紹介小島切は、小島宗真の愛蔵した斎宮女御集の断簡で、繊細で流麗な線質は女手を連想させる。また、香紙切は、散逸歌集として貴重な麗花集の断簡である。 【本シリーズの特色】 ◇平安書道の粋を網羅……三筆・三蹟を始めとする平安かな古筆の精粋を収録。 ◇原寸・原色の完全版……古筆の優美な動きと華麗な料紙を原本さながらに再現。 ◇豊富な新資料……各所蔵先の協力を得て、初公開を含む多くの名筆を掲載。 ◇優れた手本機能……図版脇に釈文、巻末に解説を配すると共に、臨書に最適な折返しのできる造本。
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小島切は長い細い小筆で穂先を効かせて書いた優雅な字体です連綿も含めて眺めるとき溜め息が出るようなテクニックです馬尾の毛一本で書いたかというような細さ・しなやかさがあります古筆の臨書に飽きたときなど、つまり何か創作的に書きたいナと思うとき役立つヒントが此処かしこ豊富に散らばっていますこの断簡(fragments)は「本斎宮女御集」という家集の一部を書家の小島宗真が蔵していたので小島切の名で呼ばれています(解説文)当時(桃山時代~江戸時代初期)は古筆を蒐集・愛好する風潮があった由で、さもありなん眺めるだけでも美しい作品群ですセット後半の香紙切の方はページに使用した紙が香を発する煎じ液で染められていたという当時の姿の故に此の名称になっています(解説文)茶かかった紙の色に王朝風みやびを感じますこちらは現在完本としては伝存しない「麗花集」の断簡ですその意味で貴重区切りを示すサブタイトルが記されたページもありますので此の家集(歌集)がどんな原型(今は伝存せず)であったかを推定できます例えばサブタイトル名は「麗花集巻第五秋下」であったり、他に「麗花集巻第六冬」、「麗花集巻第十雑」、「麗花集巻第四秋上」などとも書かれていますので勅撰和歌集に似た構成になっていたと見てよいでしょうか収録された和歌には作者名が併記されていますそれを見ると前の方から、よしのぶ、かねもり、ただみね、あか人、中つかさ、人丸…など三十六歌仙の歌人が中心になっていますが「よみ人しらず」もあります香紙切の書字は小島切ほどには細くないですが伸びやかで淀みなく、且つダイナミックに展開しています左へ右へと闊達でこちらも才能を感じさせます2行に書かれた和歌の句が接するような狭さに近づいて走りますので行間の交渉のこと具体的な例として参考になりますこのように奔放な中に力強いタッチと濃淡、連綿、振れなど魅力豊かですが、これも才の中でしょうか場所によっては荒っぽさと粗雑さが勝ってしまっているような印象です例えばいせ(伊勢)の歌「おふるよりとしさだまれるまつなればひさしきものとたれか見ざらむ」における「なれば」の連綿表現はその大胆さにはビックリ・感心しますが歌全体として自由奔放が丁寧な仕上げを犠牲にしているように見えますそこより少し前にあって人丸歌と記す「あしびきの山すげのねのねもころにわれてぞこふるきみがすがたを」(万葉集巻第十二の#3051に此の歌あって其処では『われてぞ』が『われはぞ』になっています)の書筆表現についてはこの能筆家の創作心を推しはかるのに少し時間が要ります、が私の実感ですこの歌では「あしびきの」の5字初句を「し」を長く長く伸ばすことで強調して書き、続けて下にむしゃくしゃと2句、4句、5句を密にまとめ書きしています全体として意図たるやよし、とこれを芸と見るかそれとも乱暴な走り書きと見るか今の私には分りかねますもう少し朝な夕なつらつら眺めてみて評価致したく思いますこの歌集の筆は三十六歌仙の一人である小大君(こおおいぎみ)と伝えます今日完本の無い「麗花集」という歌集でありますからその雰囲気を知り得ること唯それだけでも本書は価値ある資料と言えましょう

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